

校歌、応援歌、愛唱歌、コンバットマーチの紹介
田辺高校には田辺高等学校校歌のほか、田辺高等学校が設置される前の旧制田辺中学校と旧制田辺高等女学校の校歌が存在します。公式で使用されるのは田辺高等学校校歌ですが、この旧制学校時代の校歌を後世に伝承することも應援團の使命でもあります。
応援歌では「田高音頭」が広く知られております。両手に金の扇子を持って華麗に舞う姿は軽やかで、曲のテンポも音頭らしく晴れ晴れとしており、一度聞いたら忘れることはありません。
コンバットマーチは「田辺が大将」が特に有名で、この曲が始めるとスタンドでは「田辺が大将」の掛け声がわれんばかりに響き渡り、グラウンドの選手に闘志を漲らせます。
和歌山県立田辺高等学校校歌
作詞 : 山田 直信
作曲 : 平井 康三郎
一.
なみよろふ
牟婁(むろ)やまなみの すがしさを
あさけの空に 仰ぐとき
理想は映えて 高かける
田辺高校若人我等
心に強き 誇あり
二.
風わたる
扇ヶ浜のまつなはて
はるけき海に思ふとき
真理は深く身に迫る
田辺高校若人我等
瞳にさとき光あり
三.
新た世の
道開きゆく雄々しさを
栄ある肩に荷ふとき
正義と愛に結び合ふ
田辺高校若人我等
ゆくては常に力あり
田辺中学校校歌
作歌 : 片岡鶴雄
作曲 : 益山謙吾
一.
萬古(ばんこ)動かぬ鷹(高)雄山(たかおやま) 永遠(とわ)に流るる牟婁(むろ)の海
ここぞ數(数)百の健兒(児)等が 競い生い立つ活躍地
我が中學(学)の英風は 扇ヶ浜の松千樹(まつなわて)
嵐氣(気)颯爽(らんきさっそう)いや高く 白砂碧浪(はくしゃへきろう)いや潔(清)し
二.
浮世の風は荒くとも よもゆるがじな(↓※)我が心
花は都に美なりとも 實(実)る誠(心)は鄙(ひな↓※)にあり
學(学)べ自然の訓(教)え草 田辺灣(湾)頭月清き
太平洋の一角に 碎(砕)くる波の壮觀(観)を
三.
底ひ知られぬ大海(おおうみ)は 潜りてぞ知る其深み
雲井に沖(ひい)る高峯は 攀(よ)ぢてぞいよよ仰ぐなり
いでやはらか身体の つづく限りは怠らで
眞(真)理の海に棹(さお)ささむ 善美の山に向上(のぼ)りてん
四.
國(国)の礎(いしずえ)かたむるは 我ら學(学)徒の任なるぞ
起きてや日東南紀の士 熊野男児の眞(真)骨頂
現す時は遠からじ 神代この方國(国)民が
鍛ひ傳(伝)へし日本魂(やまとだま) 尚も研きて世に布(し)かん
田辺高等女学校校歌(誠の根ざし)
作歌 : 鳥山 啓
作曲 : 四竈 訥治
一.
牟婁の江の辺につどい来て
学びの海の沖遠く
真帆(まほ)の追手(おいて)に進みつつ
正しき船路(ふなじ)な過ちそ
二.
恵みの波も底清く
変えぬ操(みさお)はひと皆も
扇ヶ浜の磯馴(そな)れ松
深き根ざしぞ誠なる
固めよ根ざし 誠の根ざし
南紀の空
旧制田辺中学校応援歌
一.
南紀の空に 雲わきて
蚊竜(こうりゅう)ついに 昇天の
扇ヶ浜辺 波はおどり
緑の松に風くるう
おおお 我等が選手
おお 田高選手
二.
高尾の山や 牟婁(むろ)の海
こぞりて君を送る今日
いざ大鵬(たいほう)の 誇り高く
駆(か)けりて征(ゆ)けや 雲さ裂きて
おおお 我等が選手
おお 田高選手
田高音頭
作詞 : OB会
作曲 : 熊本 規洋彦
一.
紀州田辺の名物ならば
はまゆう徴章(マーク)の田高音頭
この歌唄えば心も軽く
成らぬも成すの技が出る
今日ももらった勝鬨(かちどき)を
※ドドンとネ ソレ ドドンとネ
※ドドンとネ ソレ ドドンとネ
田高音頭で誉れ花
二.
纏(まとい)かかげて音頭をとれば
金の扇子の波また波に
花も咲きます咲かせます
四角四面の世の中も
丸くおさめて 日本晴れ
※くり返し
田高音頭の乱れ打ち
<太鼓乱打 ワッショイ ワッショイ>
三.
鐘が鳴る鳴る自由の鐘が
大戸(おおと)の丘より西東
山脈(やまなみ)はるかのりこえて
田高生の心意気
何処までとどくか 果てしない
※くり返し
田高音頭が鳴り響く
田辺高校学生歌
作詞 : 田中 詳二郎
作曲 : 小沢 正三
一.
黒潮踊る南海の
伝統薫るこの地(つち)に
久遠(くおん)の真理 究(きわ)めんと
若き希望の炬(ほ)に集(つど)う
田辺高校正気(せいき)あり
二.
自治と自由の旗風(はたかぜ)に
新生 謳(うた)うこの郷(くに)の
文化の先駆(せんく)人ありと
高き誇りの名に競う
田辺高校使命あり
三.
崇(たか)き性(さが)もつ若人の
睦(むつ)みは深しこの園(その)に
理想の翼休めつつ
遠き飛躍の日に備う
田辺高校光輝あり
旗歌
一.
扇ヶ浜に秋気満ち
松籟(しょうらい)みぎわに波立ちて
夕日に健児声高き
エールを友に上げし日よ
二.
熱球砂をかむところ
碧空(へきくう)とわに極まりて
力と業に恵まるる
王者の格を誇る日ぞ
三.
吹く朔(かぜ)風(くう)に胸を張り
氷の坂を登るとき
我が学び舎は鎮もりて
永久(とわ)の真理に扉(と)を開く
援團節
一.
黒潮おどるここ紀州
武蔵坊弁慶生まれしを
我等が郷関(きょうかん)田辺町
二.
田辺の名所数あれど
天神崎(てんじんざき)に奇絶峽(きぜっきょう)か
奇峽岩(ききょうがん)に扇浜(おおぎはま)
三.
扇ヶ浜を目(ま)に下に
大戸の坂を登りしを
悠然かまゆる我が田高
四.
田高晴て入学し
胸の自覚も一段と
今日より天下の田高生
五.
田高生なら應援團
入團すれば厳しいが
男のクラブだ母校愛
六.
母校の為ならどこまでも
男度胸の應援團
明日の田高團でもつ
七.
俺でもつもつ可愛い子
娘泣かせのこの俺も
戦い勝っては男泣き
八.
俺の涙はお前ふき
お前の喜び分かちいて
共に歩むか應援團
九.
應援團よ団結で
気一致精神失わず
切磋琢磨で母校愛
田辺ばやし
一.
月に浮かれて扇ヶ浜で
今宵一夜は総踊り
ソレエ!ソレエ!
二.
姉が音頭取りゃ妹が踊る
親父ゃ気げんでえぇじゃないか
ソレエ!ソレエ!
三.
投げた松明(たいまつ)みごとにとんだ
燃えてあがるぞ柱松
ソレエ!ソレエ!
四.
合わす手拍子波乗り越えて
届け白良(しらら)の浜までも
ソレエ!ソレエ!
五.
浜は大漁でみのりも豊か
栄え田辺の町恋し
ソレエ!ソレエ!
尚風寮歌
一.
朝(あした)に仰ぐ三熊野(みくまのの)
山は高雄の峰にこそ
雄(おお)しく強き若人の
男の力示すなれ
二.
げに我が寮の立つ所
地は秀麗の粋(すい)にして
心も身をも磨くべき
牟婁の浦(わ)の風清し
三.
潮(うしお)花咲く南(みんなみ)の
熊野男児が名に誇る
歴史は古き学び舎の
我等が寮よ栄あれ
ゴーゴー田辺
ロボコン音頭
ダッシュ
神子浜
扇ヶ浜
田辺が大将
用語解説
※よもゆるがじな
よもは「決して〜ない」と言う意味であり、ここでは決して揺らぐことのないと詠っている
※鄙(ひな)
都を離れた土地≒田舎
※牟婁(むろ)
かつて熊野と呼ばれた地域で現在の田辺市〜三重県北牟婁一帯を指す
江戸時代の紀伊続風土記によれば、大化改新後の孝徳天皇の時代(645-654)に、
それまで熊野国だったこの地域を紀伊国に併合し、牟婁郡を置いたとされる